TSMCおよびJASMと地下水保全に関する共同研究プロジェクト発足式を開催

 このたび、熊本大学は、台湾の半導体受託製造企業TSMCおよびJASMと、地下水保全に関する共同研究プロジェクト「Green Joint Development Project」を開始いたします。

 令和6年3月にTSMCと半導体関連研究と人材育成の産学協同連携協定を締結したことにつづき、本学で水環境の研究を行う大学院先端科学研究部の細野高啓教授との連携が始まります。細野教授は、水や溶存する物質の組成、安定同位体の時空間的分布変化を追跡並びに最先端の数値計算やシミュレーションを通して、通常の観測や化学分析だけからでは捉えることのできない四次元的(すなわち三次元+時間軸)な水の流動や溶存する物質の動態を可視化し、汚染などの環境問題や環境変動の実態解明に繋げる研究を熊本を足場にアジア?アフリカ地域など世界中で実施しています。

 今回のプロジェクトを契機に熊本の地下水の保全、安定的な水資源の確保に向けて取り組んで参ります。

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