立花和弥さんが「アート&デザイン 新世代賞」で最優秀賞を受賞しました

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立花和弥さんが「アート&デザイン 新世代賞」で最優秀賞を受賞しました

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立花和弥さんの作品
(PDF 540KB)

若いクリエイターを発掘?応援する新人賞、第2回「アート&デザイン 新世代賞」(代表:辻仁成氏)において、大学院自然科学教育部博士前期課程土木建築学専攻1年の立花和弥(たちばな かずや)さんが最優秀賞を受賞しました。

「古きものを新しく」のテーマのもと、立花さんは「見慣れた景色 見慣れない風景」というタイトルで、熊本地震で崩落した南阿蘇村の崩落斜面地で、崩落した石に蓄光塗料を塗り、元の場所に戻すことで、震災後の山肌に天の川のように輝かせ、震災の爪痕を風化させずに残すというプログラミングを提案しました。

審査員長の辻仁成氏は「見慣れた景色が人知の及ばない力によって破壊され見慣れない風景に変わってしまったその悲しみやかつての素晴らしい思い出を元に戻すのではなく、アートに変換し後世に残そうという発想が郡を抜いて素晴らしかった」と評しました。

また、審査員の一人、卯城竜太氏(アーティスト集団Chim↑Pomメンバー)も立花さんの作品を「相当な才能を感じさせてくれる企画書。もし実現したら、『人新世』時代のアートのマスターピースになり得るのでは、と期待しています」と高く評価しました。

立花さんには来年度に海外研修をする権利が贈られ、現在、留学計画を立てています。

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(左から)?卯城竜太氏、立花和弥さん、小町剛氏(株式会社レーサム代表取締役社長)

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受賞者の皆さんと辻仁成氏(右端)をはじめとする審査員の方々

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授賞式後のトークセッションの様子

※ 第2回アート&デザイン新世代賞についてはこちら
 また、3月21日から4月2日の日程で、立花さんをはじめ、これまでの受賞者たちの作品巡回展が福岡で開催されます。

「アート&デザイン新世代賞 作品巡回展@博多 -古きものを新しく-」
期間: 3月21日(木)~4月2日(火) 
会場: 福岡アジア美術館7階アートカフェ (午前10時開館 午後8時閉館(休館日:毎週水曜日))
   WeBase博多ラウンジスペース (午前11時~午後10時 (休館日:なし))
入場料: 無料

トークショー
内容: 「世界は可能性であふれている」のテーマのもと、豪華ゲストを招き
    ”若者の挑戦を応援する”セッションを行います。立花さんも参加します。
日時:  3月23日(土)  16:00 開場 / 16:30 開演 / 18:00 終了予定
会場: WeBase 博多 ラウンジスペース
入場料: 無料  (定員100名 / こちらから申し込み)

 

 

(2019年3月6日掲載)

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総務課広報戦略室

096-342-3269