本学自然科学研究科の教員を含む研究グループがヒトの疾患に関わるGタンパク質は植物の幹細胞の活性を制御することを明らかにしました
 熊本大学、東京大学、Duke大、奈良先端大、基礎生物学研究所の研究グループは、RPK2-ヘテロ三量体Gタンパク質シグナル伝達系が植物の幹細胞活性を制御することを明らかにしました。本研究は、これまで定説だったGPCRが7回膜貫通型であるという常識を覆し、1回膜貫通型であるRPK2受容体もGPCRとして機能することを示しました。
 
 ヒトのGPCRは様々な疾患に関わることが知られており、全薬剤の30%以上がこのGPCRをがーゲットにしています。ヒトのRPK2のようなタイプのGPCRを研究することで、新たな創薬の新たな道筋を開くことが可能になると考えられます。
本研究成果は、9月26日にEMBO Reports誌に掲載されました。
詳細: プレスリリース本文 (PDF 210KB)
 【研究内容に関する問い合わせ先】
 
 熊本大学大学院自然科学研究科
 
 澤 進一郎
 
 電話:096-342-3439
 
 メール:sawa※sci.kumamoto-u.ac.jp
 
 (※を@に置き換えてください)
 
 石田 喬志(特任助教)
 
 メール:ishida※sci.kumamoto-u.ac.jp
 
 (※を@に置き換えてください)